WFP は国連唯一の食糧支援機関であり、かつ世界最大の人道支援機関です。飢餓と貧困の撲滅を使命として1961 年に設立が決定され、1963 年から正式に活動を始めました。ローマに本部を置き、世界各地に事務所を設けています。およそ9 千人の職員のうち90%以上は実際に支援が行われている途上国での活動に従事しています。2007 年、WFP は80 カ国において8,600 万人に330 万トンの食糧支援を実施。その総支出は30 億米ドルに上ります。総支出の9 割以上は食糧の購入や輸送など、食糧配給の受給者のために直接的に使われています。WFP の活動資金は、各国政府からの任意拠出金と民間企業や団体、個人からの募金でまかなわれています。
WFPと日本 WFP 国連世界食糧計画日本事務所は1996 年10 月、横浜市に開設されました。日本政府との連絡業務、企業や各種団体・NGO との協力関係の推進、および広報活動を行っています。日本はWFP の主要拠出国の一つです。過去10 年間における日本政府からWFP への年間平均拠出額は1 億2,900 万ドルで、支援国としては世界第3 位。日本人職員も年々増え、2008 年3 月現在で57 人がアジア・アフリカなど世界各地の事務所に勤務しています。
日本におけるWFP の関連団体として、国連WFP 協会があります。これはWFP を支援するNPO 法人で、企業や各種団体との連携を深めたり、募金を集めたりするなど民間協力の窓口となっています。
WFPのシンボルマーク
1987年、WFPは正式にロゴを採用しました。設立以来、WFPは明確なアイデンティティーがなく、一般の人 々はWFPという機関の性質をなかなか把握できませんでした。新しいロゴは、カナダ人グラフィックデザイナーのカーリン・イェーガー(Karin Jager)氏によってデザインされ、WFPの様々な側面を強調しています。
ロゴに描かれた手は、支援物資の動きを表し、物資を送り、そして受け取るということを表現しています。それぞれの指は、援助国とWFPが開発援助を行って いる3つの大陸を表しています。力強く握っているのは、トウモロコシの実、穀物の茎や稲穂で、開発プロジェクトを実施している大陸においてWFPが配給す る代表的な食糧を表しています。
1997年には、国連の伝統的な月桂樹がWFPのロゴにも配され、1999年8月、WFPは正式名称、略称、そして標章を、世界知的所有権機関 (WIPO)に保障登録しました。2003年には、ロゴのフォント及び様々な言語でのロゴの形式(フォーマット)を新しくしました。














